一瞬頭が真っ白になって なにも考えれんくなった。 ――――――悠人…っ! 気づけばゆきは教室を飛び出して ただただ走っとった。 悠人のおる、病院へ―――…。 後ろで何度もゆきを呼んどる声が 聞こえた気がしたけど そんなのにかまってる余裕なんて ゆきにはない。 今はただ… 悠人に会いたい――――…。 胸が今にも潰れてしまいそうだった。 悠人… 悠人…っ 悠人…っ! 必死に無我夢中で ゆきは走り続けたんだ。