君の笑顔が




「ゆーきー」

やっと授業が終わって

悠人から逃げようとしたら

悠人に呼び止められた。

「…。」

あぁ…もぉ…

悠人がゆきのとこに歩いてやってくる。

なんかちょー恥ずかしんだけど

顔見れんし…

「なぁなぁ」

悠人の手がゆきの肩に触れた瞬間に

ゆきは一目散に逃げてしまった。

「ちょ!え?!ゆき!!」

悠人もゆきを追ってくる。

「なんで逃げるんなー!ゆきー!」

「きゃー!来んなや~!」


待て待て待て待て

追ってくる意味がわかんないから!