君の笑顔が










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ある時ゆきは泣いとったた。


急に教室から飛び出しかと思うと、
トイレの個室に閉じこもってしまったのだ。


私も状況が読めんまま
ゆきを追いかけた。


個室からはゆきの
しゃくりあげる声が聞こえた。



私はゆきが出てくるまで待つことにした。





10分ほどしてゆきは出てきたけど、
その目は泣きはらした目だった。



やっぱり私は、なにも言えんかった。










「ゆき…なにがあったんか、
落ち着いたらいつでもいぃけん
おしえてほしい。」




これだけしか言えんかった。