ゆきは寂しく笑うと、 なにも言わずご飯を食べた。 「…。」 私はそれ以上なにも言わなかった。 ちがう、言えなかった。 家でのゆきは学校のときのゆきより 元気がなかった。 家にいるのが苦痛に思ってるようだった。 でも私は、なにも言えなかった。