そのまま先生のことを考えながら
一日を過ごした。


朝が来てあたしの携帯のアラームが鳴る。

「んうう~」
あたしはいやいやアラームを消す。

「起きたくな…」

その時先生の顔が頭を横切った。


その瞬間あたしは
起き上った。


「よしっ!」

なぜか学校に行きたくなった。
「…ふふ」
しかも笑っちゃった。




本当…先生の笑顔って不思議。


「あら?早いのね」
「うん」

いつもよりも早いから
お母さんは驚いているみたい。


まだ少し暑い夏。
あたしはシャワーへと向かう。