俊君って、本当にあの俊くんなの? 私の事覚えてるかな? あの日… 「優由、もう俊くんの事忘れるよ」 「えっ?」 「だって、また会えるか分かんないのに覚えてたら悲しいでしょ?それなら……「忘れないよ!僕は絶対に優由ちゃんの事忘れない。僕が絶対優由ちゃんに会いに行くから!」 私はこの日を待ってた… でも「佐々木さん」 俊君は私の事を「佐々木さん」と呼んだ もう、優由ちゃんって、優由って、呼んでくれないの?