日だまりの愛


「ありがとう」


「ん」



優哉と一緒に教室に入り.いつものメンバーのもとに行った

「おはよ〜」



「桃.おはよ。さぼり?」


「そう!」


「何偉そうに肯定してんのよ(笑)」



やっぱり皆と一緒にいるだけで明るい気分になれた

そんな会話をしてると優哉も追い付いて後ろの席に座る


その時.祥子が優哉に気付いた

「優哉も遅かったね」


「おー.誰かさんのお守り」


「え?桃と一緒にいたの?」



急に祥子の顔色が変わった


おっと.まずい…
祥子って優哉の事好きっぽいもん!

私と一緒にいたなんて.勘違いされちゃうよ



「あ!たまたま会ったの!ね?優哉?」


優哉は私の焦り様に不思議がった


「あ?まぁ…たまたまだったかもね」



優哉が余計な事を言わずにいてくれて.私はホッと胸をおろした



横目で祥子を見ると
「そっか〜」なんて言って.笑顔も戻って一安心