日だまりの愛


何それ

結局また私の存在が邪魔って言いたいだけじゃない



「隆自身?近くに私がいると疲れるって意味でしょ?そんなの2度言わなくたってわかったってば」


イラつきと悲しさがまじってやけになってしまった

それでも隆は私の前から去ろうとせず立ったまま口を開いた




「だから勘違いなんだって」


「…もういいって」


「何がいいんだよ」


「もう本当にいい。私が迷惑かけてるのは事実だし.隆だって私がそばにいない方が楽でしょ?」



もう泣かない

泣けない

幼なじみの私達のピリオドをここで打たなきゃいけないんだ…




「誰がそんな事言ったんだよ。勝手に俺の事決め付けんな」


「そうだよね…隆の事何も知らないのに知ったかぶりだね。もう私学校行くね。バイバイ」



私は隆の横を抜けて走った