「あいつ…って優哉だよね?そんなわけないじゃん」


なんだかいつもより弱く感じる隆が面白くて.くすっと笑った







「笑うなよー」


恥ずかしそうに私の体に回す腕に力を入れた


「あ!」


「え?何?」


急に隆が声を上げたからびっくりして私も反応した





その瞬間
今まで温かかった体に風が抜け.隆が離れた事がわかった






「隆?」


「シッ」

隆が私の唇に人差し指を当てた




その行動に頭の中がハテナでうまる

そんな私をよそに隆は腕時計をじっと見てた