Sugar doll

「…んだよ。

松田の紹介だっていうから
気合い入れたのに、モジャ毛かよ…。」


はぁ…


と軽いため息と一緒に
目の前に一枚の皿が差し出された


その瞬間
私と真琴の目は
皿に釘付けになる


一枚の大きな四角い皿の上は様々なフルーツが散りばめられ

テニスボール位の大きさの二色の丸いケーキが2つ輝いていた