Sugar doll

「杏??」

真琴が心配そうに覗き込む

「私…竹内さんの事、全然知らない。

何が欲しいのかも…何が好きなのかも…解らないよ。」



言ってて
なんだか悲しくなった



「そっかぁー。
付き合ってまだ時間たってないし…
あんまり会えないもんね。」


「うん。」



「じゃあさ、杏があげたいものあげなよ?

好きな人からのプレゼントだったらきっと喜んでくれるよ。」




「……
…うん。

…そうしようかなあ…。」