Sugar doll

「クリスマスイブは会えなくても
26日の夜には会えるんでしょ?」


竹内さんは
26日の仕事が終わってからクリスマスパーティーをしようと言ってくれた




頷く私の肩に真琴がポンッと手を置いた



「なら、いいじゃない!?
いつまでも落ち込んでないで、クリスマスプレゼント買いに行こうよ!」



確かに…

いつまでも暗い顔してられない


クリスマスが少し遅くなっただけなんだし…



言い聞かせるように
考えて


「そだね。
素敵なプレゼント買わなきゃ!」


気合いを入れ直して


私は真琴と学校を後にした