それから
真琴はずっとそばいいてくれた


一人になりたくなかった

寂しくて

虚しくて


真琴の存在に
どんなに救われただろう


私の家の前で
真琴と別れた


明日の学校は
いけるかわからない

というと

「うん。」

とだけ言って
真琴は帰っていく



ありがとう

小さくなる背中に
そっと囁いた