Sugar doll

それから
数日後

私はいつものように
バイト中

20:10

人も疎らになった店内


「ラムちゃん。店頭片づけ始めていいよ。」


「はーいい。」


店長に言われて
私は
店内に出ている
商品や台車をかたずけ始めた



何気に
この台車が重い

「んんーーー…!」


やっとの思いで
一つ目の台車をしまった時

あ!?


目の前を
見覚えのある人影が通過した