Sugar doll

一歩


一歩

歩くたびに

視界がぼやけて


涙が溜まる
 


泣くもんか



こんなところで
泣くもんか


必死でこらえる



でも

目を閉じても
どうしても

松田さんの言葉は消えなかった


『付き合ってるんだ。』


「…っつ!!」

ぶわっ…
と堪えていた涙かあふれた