Sugar doll

「そ…んな…。」

落胆する真琴

そんな真琴を
気遣う余裕すら私には
残されていない


「ごめん

私…このまま早退する。」


「え?」

話すのも
立っているのも


何より

この空間にいることが

苦痛で耐えられなかった




「杏?!」


真琴の声を背中に

「後で連絡するからね!!」

小さくうなずいて

教室を出た