Sugar doll

「杏?」

ちょうどそこへ
デリバリーを終えた真琴が帰ってきた


私の手に持っているものを見て
駆け寄ってくる


「ちょっと!
それ、杏が松田さんと食べよって
取っておいた最後のケーキじゃん?

どこに持って行くの??」


そう

これは


私が松田さんと一緒に…
って
大事に大事に取っておいた

最後のケーキ


「…松田さんと…
彼女さん…に出してあげて…。」


自分の言った言葉に
さらに傷つく


「え?
…それって…。」

私の言葉に
真琴は松田さんと彼女を発見した