Sugar doll

「あ、そういえば。
竹内が作ったケーキ出してるんでしょ?」


松田さんが
思い出したように手をたたいた

「はい。
もう、大人気で。

でも
ちゃんと、お二人の分は
取ってありますよ。

少々お待ちください。」


テーブルから離れる私の背中に
真理さんの声が突き刺さる

「やった。
竹内君のケーキ好きなんだぁ。」

「ったく。
真理が好きなのは竹内じゃないの?」

「え?
なになに?マツ嫉妬?」



楽しそうな笑い声

幸せそうな会話


ヤバい


胸が痛い


尋常じゃないくらい



痛いよ…