「珍しい名前ですね。 聞いたことないな」 「よく言われる。 男なのに蛍はないやろ?」 蛍は、少しこまったような顔をしていた。 けれど、あたしはそんなことを気に止める隙も無かったんだ。 …蛍 あたしは貴方に、 この時から この瞬間から 惹かれていたのかもしれないね。