由里衣の過去を彼女の口から聞いた…




和「ゴメン…
俺があのまま側にいれば、そんな事には…
本当にゴメン…」


由『あ、謝らないで…
和也は何も悪い事してないもん。
私が和也に頼りすぎてて、周りの人たちがどう思ってたか分かってなかったんだ…』


そして最後に、
由『ありがとう。
いつも側にいてくれて、助けてくれて…』


和「お、俺は礼を言われるような事はしてない…
俺は由里衣の事がただ好きだったから…
嫌じゃなかったらさ、
これからの学校で俺に由里衣を守らせて…
…ダメか?」


自然と言おうと思ってなかった事が口から出てきた…
自分でもどう返事が返ってくるか分からず軽く焦っていた…


由『…お願いします。
どんくさいし暗いそんな私ですがよろしくお願いしますっ!』


和「プッ、アハハ。」
大爆笑してしまった…

和「由里衣、本当に面白いな!
全部知ってる。
由里衣の事は…」