最後に思い付いた場所… 保健室… 中からか細い今にも消えてきそうな声が聞こえた… 由里衣か?! 何も考えず、 「由里衣、居るのか?!」 そう叫んでいた… すぐ助けたかったんだ… 中から 『私!ここにいる!』 と聞こえた! いてもたってもいられず、保健室のドアを蹴って壊そうかと少し離れた時… ガラッ。 ドアが開き、憐が出てきた… 無関係のような顔をしていた憐に 「由里衣を傷付けたら、許さないからっ。」 と一言言って 中に居る由里衣の元に走り寄った…