由『えっと、今日は生徒会室から迎えに来てくれてありがとうね!
お礼言ってなかったからさ…
…きさら、』

如月くんって見掛けによらず優しいね。と言おうと思ったのに…

急に如月くんの手が私の頬に触れてきてびっくりして言葉が詰まってしまった…


拓「…俺がどうした?
それより
…俺の事、拓真で呼んでくれないか?
名字は慣れないし、他人行儀じゃん。
なんか気になるし…」


きさら、拓真は真直ぐ私を見ている…
余りに真剣な瞳だから何も言えなくなってしまった…