既に死に体だと思っていた私の予想外の反撃に、ルドルフがよろめく。
反重力…引き寄せるのではなく押し退ける力のベクトルで処刑鎌をはね退けた私は、そのまま石柱を蹴って、ルドルフとの距離をとる。
「…なかなかに往生際が悪いな、八王子棗」
ルドルフが鎌を肩に担いで私を見る。
「他人を殺戮するのは平気でも、自分が殺されるのは嫌か?勝手な事だ」
「誰だってそうでしょ」
私は彼を睨みつけた。
誰だって死ぬのは怖いに決まっている。
それを指摘され、罵られるのは心外だ。
それに。
「他人を殺戮するのが平気なのは、むしろあんたでしょ?」
そうだ。
ルドルフは少なくとも私の目の前で、戦闘機のパイロット二名を殺害している。
そんな男に虐殺者呼ばわりされるのもまた、心外な話だった。
反重力…引き寄せるのではなく押し退ける力のベクトルで処刑鎌をはね退けた私は、そのまま石柱を蹴って、ルドルフとの距離をとる。
「…なかなかに往生際が悪いな、八王子棗」
ルドルフが鎌を肩に担いで私を見る。
「他人を殺戮するのは平気でも、自分が殺されるのは嫌か?勝手な事だ」
「誰だってそうでしょ」
私は彼を睨みつけた。
誰だって死ぬのは怖いに決まっている。
それを指摘され、罵られるのは心外だ。
それに。
「他人を殺戮するのが平気なのは、むしろあんたでしょ?」
そうだ。
ルドルフは少なくとも私の目の前で、戦闘機のパイロット二名を殺害している。
そんな男に虐殺者呼ばわりされるのもまた、心外な話だった。


