Wissenschaft vs. die Magie

「さぁて」

上空から見下ろす私。

「まだ死んでないわよね?まだまだこの身体強化服もグラヴィティコントローラーも、テストしたい事はいっぱいあるの。最後まで付き合って…」

余裕を見せつけながら言いかけた時だった。

「Der Speer des Steines, die Aktien des Futters für Winter des Würgers(石の槍、百舌の速贄)」

地表から伸びてきた切っ先鋭い石柱が、私目掛けて屹立してきた!

切り立った峰を彷彿とさせるその尖端は。

「ぐぅっ!」

重力の障壁である程度威力を殺したとはいえ、私の腹に直撃する!

言葉通り、私を百舌(もず)の速贄(はやにえ)の如く串刺しにしようと伸びてくる!

腹に突き刺さるような鋭い痛み。

それ以前にミシリという音と共に走る鈍痛。

骨が、折れた…!

「くぅううぅぁあぁあああっ!」

激痛に声を上げる。

串刺しこそ何とか免れたものの、石柱の勢いが止まる頃には、私はその尖端にグッタリと体を預けていた。