Wissenschaft vs. die Magie

全身青痣だらけ。

残骸を浴びたせいで負傷したのだろうか。

額からは血が流れる。

その朱に染まった顔で、ルドルフは笑った。

「いい顔をするようになったじゃないか、八王子棗…俺は嬉しいぞ」

「……」

彼の挑発をも、私はウットリとした表情で聞く。

もうどうでもいいの。

好きなように言えばいい。

「それでこそ野蛮な旧世界人だ。やはり隠していたのは殺戮衝動だったな。愛らしい顔をしていようが、一皮剥けば貴様もまた、ただの獣に…」

ベラベラとよく喋る口。

その口を。

「!」

瞬時にして間合いを詰め、片手で塞いでやる。

「あんまり喋らないでよ、ルドルフぅ…」

私は可憐な笑みを浮かべて見せた。

「舌引っこ抜いてぶちのめしてやろうかぁ…♪」