私の言葉を聞いたルドルフは、気分を害したといった表情を浮かべる。
「黒い翼を持っていればもう悪魔扱いか。旧世界人は短絡的な発想で困る」
「何ですって?」
思わず気丈に睨み返す私。
そんな視線すら軽く受け流し、ルドルフは言った。
「確かに、我々の血筋は魔法を行使し、旧世界人などより高い身体能力を有し、黒い翼を持っている。他の種族からは『悪魔』と呼ばれる存在だ。しかしそれは『種』としての悪魔、外見上だけで判断したものだろう?」
何が言いたいの?
彼の言わんとする事が読めず、私は無言のまま話を聞く。
「つまりだ」
ルドルフが両手を広げる。
「たった一発で何万何億という同胞をも殺傷し、あまつさえ有毒な物質を大地に撒き散らして、以後何百年とその土地を草木一本生えない死の大地に変えてしまうような兵器を何千何万と保有する貴様ら旧世界人の方が、『性質』として余程悪魔ではないかという話だ」
「黒い翼を持っていればもう悪魔扱いか。旧世界人は短絡的な発想で困る」
「何ですって?」
思わず気丈に睨み返す私。
そんな視線すら軽く受け流し、ルドルフは言った。
「確かに、我々の血筋は魔法を行使し、旧世界人などより高い身体能力を有し、黒い翼を持っている。他の種族からは『悪魔』と呼ばれる存在だ。しかしそれは『種』としての悪魔、外見上だけで判断したものだろう?」
何が言いたいの?
彼の言わんとする事が読めず、私は無言のまま話を聞く。
「つまりだ」
ルドルフが両手を広げる。
「たった一発で何万何億という同胞をも殺傷し、あまつさえ有毒な物質を大地に撒き散らして、以後何百年とその土地を草木一本生えない死の大地に変えてしまうような兵器を何千何万と保有する貴様ら旧世界人の方が、『性質』として余程悪魔ではないかという話だ」


