Wissenschaft vs. die Magie

そんな事を考えている間にも、ルドルフは素早く次の詠唱に入る。

「Gedränge, Explosion(破砕、爆裂)」

光の粒子がルドルフの目の前に収束したと思った瞬間、起きたのは小規模の爆発!

小規模といっても、このラボが吹き飛ぶほどの威力だ。

爆発で飛び散ったコンクリート片、そして爆風が、私だけでなく、脱出途中の所長達にまで襲い掛かる!

勿論、私もみすみすやらせはしない。

即座に重力をコントロールする。

飛散するコンクリート片を重力で静止させた後、その重力のベクトルを逆方向に。

こちらに飛び散った筈の拳大やそれ以上の大きさのコンクリート片が、ルドルフ自身へと襲い掛かる!

「小賢しい!」

一直線に飛来するコンクリート片を、ルドルフは右手の光の刃で斬り散らした!