いのちの歌。



なぜか首を横に振っていた。


「だろ??」

なぜ私は首を横に…?

わからない。

この顔の火照りもこのときめきも。

私にはわからない。


分からないことばかり。

世間知らずとはこのことなのかもしれない。



「何ボーっとしてんだよ?早くいくぞ?」

「どこに?」

死神は

ニィッと笑って

「めっちゃおなか減るとこ。」

といった。


お腹が減る…?

よくわからない。



「欲で言うと食欲といったところかな。」

なるほど。食欲が湧くところということか。

私は頭の中で理解する。