『あっ、梓さん!!』

「分かった!?分かったらあたしの質問に正直に答えなさい。」

『なんですか??』

「藍に初めて会うときは、制服と私服どっちがいい??」

『もちろん初めては制服です!!!!!!』

「サンキュー♪だってさ、藍。」

「えぇーーーーーー!!!」

「おとなしく制服で行きますよ!!」

・・・まぁ、しょうがないか。
梓は一回言い出すと聞かないからなぁ。

「はぁい。行きますよぁーだっ。」

「よろしぃ!!さっ、行くよ♪」


梓は小走りで校門から出て行く。
本当は別に制服だっていいんだ。
梓が喜んでくれるならそれでいい。
だけど彼氏は・・・。


「藍!!早く早く♪」

「今行くー!!ちょっと待ってよ!!!」

「・・・梓ー!!」

「なにー??」

「大好き!!!!!」

「・・・知ってる♪」

「・・・やっぱり??」