・・・なんか、暑苦しいなぁ。

「ねぇ梓。」

「ん??なぁに。」

「なんで男子たちはあたしと梓のコトをさん付けで呼ぶんだろうね??」

ホント、いっつもそう思うよ。

「・・・藍、あんたバカ??」

「ほえっ??」

「それは、あんたとあたしがカワイイからでしょ!?」

「はぁ!?あたしカワイクなんかないよ?!」

梓ったら何を言っているんだか。

「夏樹からも言ってやってよ!!」

「藍はすっごいカワイイと思うよ?隣町の奴らまでお前のコト知ってるくらいだからな。」

「夏樹まで何言ってんの!?もう、2人とも知らない!!」

ゴニョゴニョ

『藍ってホントバカだよねぇ。』

『てか、今日のことちゃんと話してんの??』

『言ってるわけ無いじゃん!!合コンだなんて言ったら来ないもん。』

『だよなぁ。それにしても、いつ言う??』

『やっぱ4時間目くらいじゃない?授業中にメール送っとくからさ。』

『ok!じゃぁ、ヨロシク。』