心なしか額に汗を滲ませている。
俺は予想通りの反応を見せた副部長に、すぐに切り返した。
「盗撮ではなく、見学です。
より自然な練習風景を見たかったので、こうしました。
証拠に、部の二年の会計の方に見学許可を取っています。」
「それは本当?」
副部長の代わりに、会長が会計に聞く。
「はい。
自分が許可しました。」
その答えに再び副部長が叫んだ。
「何で部長に言わないんだよ!?
お前が勝手に決めていいもんじゃないだろう!」
「いいえ。
自分は、新入部員の世話の全てを任された。
…他でもない、副部長にね。
違うか?」
「ぐ…そ、それは……」
俺は予想通りの反応を見せた副部長に、すぐに切り返した。
「盗撮ではなく、見学です。
より自然な練習風景を見たかったので、こうしました。
証拠に、部の二年の会計の方に見学許可を取っています。」
「それは本当?」
副部長の代わりに、会長が会計に聞く。
「はい。
自分が許可しました。」
その答えに再び副部長が叫んだ。
「何で部長に言わないんだよ!?
お前が勝手に決めていいもんじゃないだろう!」
「いいえ。
自分は、新入部員の世話の全てを任された。
…他でもない、副部長にね。
違うか?」
「ぐ…そ、それは……」

