「それに、風邪引かせたのは俺のせいでもあるし。」
「そうかもしんない…けど……」
でも俺は、そんな見返り無しに看病してくれることが、信じられなかった。
「本当に、迷惑じゃないのか?」
「当たり前だろ。
むしろ看病させてくれって感じ。
お詫びにもならないとは思うけど、せめての罪滅ぼしに。」
「……じゃあ…お願い、します…」
おずおずと言うと、舞瀬は眩しい位の笑顔で、俺の頭を撫でた。
「任せろっ!
とりあえず凪は横になって休んでて。
薬持って来るから。」
「ん…」
その温かい手が心地良くて、辛いはずの風邪も少し楽になるような気がした。
「そうかもしんない…けど……」
でも俺は、そんな見返り無しに看病してくれることが、信じられなかった。
「本当に、迷惑じゃないのか?」
「当たり前だろ。
むしろ看病させてくれって感じ。
お詫びにもならないとは思うけど、せめての罪滅ぼしに。」
「……じゃあ…お願い、します…」
おずおずと言うと、舞瀬は眩しい位の笑顔で、俺の頭を撫でた。
「任せろっ!
とりあえず凪は横になって休んでて。
薬持って来るから。」
「ん…」
その温かい手が心地良くて、辛いはずの風邪も少し楽になるような気がした。

