向こう。

舞瀬が俺の頬を優しく撫でる。
それだけでも、俺は声を漏らしてしまう。

「ん…っ…大、丈夫…」

「無理はしないで。
すぐに止めるから。」

舞瀬はゆっくりと俺の胸に触れた。

「あぁ…ん…」

「すげぇな…薬、効き過ぎだ。
色気が半端じゃねぇ。」

いつもならそんなことを言われれば何か言い返しているのだが、今はそんな余裕はなかった。

「ま、ぃせ…早く……も、苦し…っ」

自然と涙目になり、舞瀬を見上げる。