向こう。

そういえばこのところ、あまり食べていなかったっけ。

「あんまり、食欲なくて…」

俺は頷いて、舞瀬の首に手を回した。
恥ずかしい気もするけど、暗くなった校舎には人はいない。
俺は思い切って、舞瀬の首に顔を埋め、目を閉じた。
後で何か言われても、熱っぽい身体のせいにすればいいか、と思いながら…