向こう。

「こんなに感じてる。
…さあ、これからどんなことをしてあげようか。」

怪しく笑いながら、考えるような仕草をしている。
俺にはもう余裕なんてなく、ただ怯えながら首を振るしかない。

「ぃや……や、めて…っ…」

「嫌と言われるとしたくなる、それが男ってもんですよね?」

副部長がにやにやしながら、部長に問い掛ける。

「そうだね。
…春高君には色々してもらいたいけど、とりあえず準備をしないと。」

俺のベルトに手を掛け、手早く引き抜く。
そして制服のズボンを下着ごと下げられる。
少しも弄られていないはずの自身が、しっかりと芯を持って立ち上がっている。