向こう。

「しょうがないなー、じゃあ俺の後ね?」

「はい!あざーっす!」

どこまでがお世辞なんだか。

「僕は僕でやっているので、二人は自由にやっていてくれ。」

そう言って副会長が取り出したのは、小型のハンディカメラだった。
電源を点けて何か操作をしている。

「分かった。
じゃあ俺も始めるかなー。」

「何を…あ…っ…」

俺の目の前に膝を着いた部長は、Yシャツの上から胸を撫でてきた。
その感触に声が漏れた。