目を開けるとーーーーーーーー
知らない男の子がいた。
周りは真っ白で、病院らしきところにいるようだ。

カタン・・・・

音がしたほうに目を向けると、お母さんがあたしを見て泣いてた。

「お母さ・・・・ん?」

「雪。事故にあって、四日間も眠っていたのよ?」

「そうだぞ雪。お前は俺を庇って車にはねられたんだ。」

そう、知らない男の子が言う。

「あの・・・・あなた誰??」
「え・・・・・・・」