「先輩・・・それ、ホント?」
「うん。ほんとだよ。俺は、ほのかが・・・好き。」
優しい目をして穏やかな顔で優輝先輩は言う。

ポロっ

止まっていたはずの涙がまた溢れ出した。
「ほのか・・・。」
「ごめ・・・ごめん。」
「この涙ゎびっくりしたから?」
「・・・ヒック・・・違う。」
「んじゃ、この涙ゎ何?」
<<本当ゎ知ってるケド。>>先輩の顔ゎそう言っているように見える。
「知ってるくせに・・・。」
「うん。でも、ほのかの口から聞きたい。」
バカ・・・そんなこと言われたら言うしかないじやん。
「・ん・・が・・・・き」
「ん?もっとハッキリ言って?」
「・・・いじわる。」
「うん、俺かなりのSだからね」
<た・・・たしかに・・・。>
「で?ほのかゎ俺のこと嫌い?」
「・・・・・じゃない。」
「え・・・?」
「嫌いじゃないよっ大好きっっ」

「・・・・・」
「・・・・・」

<あ・・・(汗>

ニヤリ
優輝先輩ゎ満足そうに笑った。

「そっか、ほのかゎ俺のこと大好きなんだ♪」
「そ・・・」
「ん?」
<こーなったらやけくそだっ>
「そーだよっ私ゎ先輩の事が大好きっ」
<うわーぉ、言っちゃった>
フッ
「俺も、ほのかのこと大好きだよ。」

ギュっ

「ふふっ」
「ん?なんだよ」
「先輩、私に恋を教えてくれてありがとうっ」

ムニッ

先輩ゎ私の頬をつまんだ。
<何で!?今敬語使ってないよ!?>
「にゃ、にゃに??」
「もぅその「先輩」ってのナシ。「優輝」って呼べよ。」
「・・・ゆ・・・」
「ん?」
「優輝・・・(照」
「・・・・・。」
「優輝?どうしたの?」
「やべ。今の顔、めっちゃかわいい。」
「・・・ば、ばか」
「うん、俺たちいいバカップルになれそうだなw」
「ふーんだっばかゎ優輝だけだよー」
私がそう言うと優輝ゎ私を寄せ付けて耳元でこうささやいた。

「ずっと一緒にいような。」

もぅ、大好き♡


~あなたの恋、叶いましたか?~