「せ・・・先輩?」
「ごめん・・・。」
「・・・え?」
「泣かせてごめんっっ」
「だ、大丈夫ですっただ、ちょっとビックリしただけで・・・」

ギュウゥゥ
優輝先輩の抱きしめる力が強くなる。

<先輩・・・?>
「先輩、少し苦しいデス。」
「え・・・あ、あぁ。ごめん。」

パッ

<どうしちゃったの?先輩。>
「・・・・・・」
気まずい張りつめた空気・・・。何?
「あの、せ・・・「あのさ。」
「「あ・・・。」」
<ハモッた。>
「な、何?先輩。」
「ほのかこそ・・・。」
「あ、私ゎ先輩の様子がおかしかったから・・・どうしたのかな?って」
「俺、おかしかった?」
「はぃ、少し・・・。」
ふぅ・・・。
優輝先輩ゎ軽くため息をついた。
<え・・・私なんか変なこと言った??>
「せ・・・「フッ・・・」
<「フッ」??え?>
「ハハハハッ俺、やっぱ嘘つけねぇや。」
優輝先輩ゎ子供のように無邪気に笑った。
「え・・・?嘘?え?」
私が不思議そうに先輩を見ているとー・・・

「俺ねー・・・」