私は先生のお嫁さん

「あぁ、まぁな。心配、だったから。」

「本当…?ありがとう。もしかして、ここに運んでくれたのも…///

み、南なの?」

「あぁ。

生徒だろうが、なんだろうが俺以外の他の男になんか触らせたくねぇし。」

そう言ってちょっとムスッとする南。

私が意識を失うまでになんかあったのかな?
それはそうと…嬉しい…嬉しいよ。…もっと一緒に、南の傍にいたい。

だけど…

「……だけど、南はそろそろ戻らないと。」

「ずっと傍にいる…。」

私…どれくらい寝てたんだろう。

近くにあった時計に目を向けた。

ヤバいじゃん……ッ!

南…とっくに3時間目が始まってる時間だよ?

そう、言おうとした時…だった。

優しい甘いキスが降ってきた。

まるでお伽話の眠り姫にキスをするようなそんな、優しいけど甘い甘いキス。

「もう他の先生には早退するって伝えた。だから一緒に帰るぞ。」

「へ…ッ!?」