あんな素敵な人が私の旦那様なんて…。私かなり嬉しい…ってヤバい!顔がすごくにやけちゃった////恥ずかしい……。

そんなときだった。

「せんせぇ~」

「あのぉ、せんせぇは彼女ってぇ~どんな子?」

SHRが終わって…すぐに南のまわりは……女の子でいっぱいになった。

私は…きっと今すごく不機嫌な顔をしてると思う…。だって…嫌だもん。南が他の女の子たちに、囲まれるのは…見たくない。

そりゃあ…先生だし、仕方ないんだけど……。


それに…信じていないわけじゃ……ないけど、不安なんだもん。前に南が女遊びが酷かったのは…まだ、心の隅からは………消えない。

むしろ、こういうのを見てると思っちゃうんだよね…。


私……、捨てられちゃうかもしれない。って………。

「白崎、ちょっと…」

南は、私の方へやってきた。

もちろん、南のまわりには今も怖い顔して…こちらを睨んでいる女の子たちも一緒に……。

だけど…

「はい!」

来てくれる。
それだけでも幸せ!