私は先生のお嫁さん

「もし…やっぱ自分の選んだものがいいって思えばそっちを運び入れていいから。」

「ありがと…南くん。これで十分。

こんな素敵なものを違うものと入れ替えなんてしない。ううん、したくない。」


「あのさ…いい加減もう、君つけんのよせよ。」

「え……?」

「南って呼べよ。」

「み、南……」

そういったら、優しい顔でこちらを向いた。

「なに?」

ドキッ

返事をした南…が、なんかものすごくかっこよくてつい……

顔を反らしてしまった。

「千里……?」

しかもなんか…

私が今、すごくドキドキしてることに気づいたのか

甘い声で耳元で囁いた。

『そんなに、かっこよかったわけ…?

お前は…もう俺だけの女だもんな……?』


「ちょ…ッ…」

「本当は、今から婚姻届出しに行って

明日からでも、
ここに引っ越すつもりだったんだけど

今から…
ここで暮らすか?」

そう言いながら
私を抱きしめてしかもスルッと服の…ワンピースの中に……手を入れてきた。

「あ…明日でいいよ。

てか、や…ちょっと…やめ………やあ…ァ…!」

「…なに?感じてんの?

まだ俺、千里に触っただけだよ?」

だからその手がいやらしいの!

心の中では思っていても口には絶対に出せない。

そう思った瞬間だった。

「さっきのご褒美……する?

ちょうどベッドもあるし。」

そう言うと、私が南の力に敵うわけがなく簡単にベッドに押し倒された…。