私は先生のお嫁さん

ギュウ……

「当たり前…。

千里以外の女には最初から興味なんかない。

大丈夫、もう他の女とは遊ばない。

俺はお前が離せと言っても絶対に離さないし、離れない。



「南くん……。」

「…千里。」

お互い見つめ合い、

ゆっくりと……



キスをした。


「ン…もう朝……?」

ヤバい!起きなきゃ…!
…あれ?体が…重い。

もしかして…金縛り―!?


……いや、違う。
手や足も首も動くし…

「南くん…!?」

私は、南くんに抱きしめられている状況に驚きを隠せなかった。

「…うるせー……。」

ヤバい!起こしちゃう!起きないで!

どうしよぉ―…!


南くん…寝起き、かなり悪いんだよね…。

あれ……?
南くん、パジャマ着てる。当たり前だけど…。

あのあと、お風呂に入ったんだ。

…布団、ひいたくせに隣で寝てるなんて…。


フフッ(笑)…でも、なんか嬉しい……。

隣に南くんがいるなんて。

……ちょっとだけなら、まぁいっか。

チュウ…

キャー…///
キ、キス…私からしちゃった!

なかなか起きてると自分からは出来ないんだよね。

そうだ、胸に顔埋めちゃおう…かな//


南くんのここ、すごく安心する…。

「…今日の千里は随分、積極的だな。

お前、朝から誘ってんの?」