私は先生のお嫁さん

「千里……。」

「それに、可愛い孫を私たちばかりが独占したら可哀相だし。ね?」

「クスッ。

そうだな、たまには甘やかさせてやろう。初孫だもんな。

さ、行こう。
そろそろコイツ、返す時間だろ?」

「うん……。
あぁ―、もっと一緒にいたかったなぁ。
ねぇ?ルイ。」

そう言った時だ。

チュッ。

「きゃあ♪ルイ。」


ペロペロ、ペロペロペロ。

「キャハハッ♪」


ルイにキスされ顔中をぺろぺろと舐められた。


「おい!ルイ、コイツは俺の女だぞ!」


今度は私の膝の上に座っているルイ。
…どく気配は、0だ(笑)
しかも、南をシカト?してるし。

だけど………。

「ま、まぁ…わんちゃん相手に本気で喧嘩しないで?

ねぇ、南?」


「だって、コイツ俺の千里に犬のくせにキスをしたんだぞ!?

しかも、深いやつ!」


いやいや…。
顔中舐められただけだから。

てか、深いのとかじゃないし。
南じゃないんだから。

「み、南?
わんちゃんがすることだよ?全然違うでしょ(笑)」


「いや、コイツだって男だ!」