私は先生のお嫁さん

「おかえりなさい。
早かったね。」

『まぁな(笑)
なんか、さっきより空いてたからすぐ買えたんだ。


ほら、自分の取れよ。』

「ゴチになります★」

「先生太っ腹―★」

『まぁ…たまにはな。
そのかわり、誰にも言うなよ?
皆に買わなきゃならなくなるからな。』

「分かってますよー。千里と一緒にここにいたのも、ですよね(笑)?」


『…まぁ、俺達は親戚同士だが先生とかにバレると厄介だからな…。頼むよ。』

「分かってますよー♪」

「わぁ―、じゃあこれは賄賂か。
うわぁ―お主も悪じゃのぉ。」

あ、篤哉…あなたどこの時代の人?
顔がそんなにイケメンなのに…あぁ、勿体ない。


『そうかもな(笑)』


そんな篤哉に対してそう言い、少し困ったように笑った。