私は先生のお嫁さん

でも、どうして…堀川先生に私たちの関係…言ったのかな?

友達だから……?

そう思っていると南は口を開いた。

「哲也もさ、昔…俺らと一緒だったんだよ。」

「俺らと…一緒…?」

南の言った事にハテナを頭に浮かべた。


「あぁ……。
アイツはさ、学生時代…ある女の人と付き合っていたんだ。

その女の人はさ、
年上で……教師だった。」

嘘!あの超が付くくらい真面目な南と正反対な堀川先生が……!?

「正反対って失礼だな…。」

ギクッ……

「え…私、口に出してた?」

そう言うと、大きくため息をついた。

「……本当にそんな事考えていたのかよ…。」

「え…と……」

「本当…顔に出やすいよな(笑)」


ガラッ

「おい南―、!

あ、千里チャン(笑)

…こういうことかよ(笑)」