そんな性格のあかりは、どんどんまわりから孤立していった。

一方、なるみは、その性格をモノにし、どんどん友達を作っていった。

なるみにとってはおぼえたことのない快感。

逆に、あかりは友達ができないという不快感。





「どうしてあたしが・・・・・・・・・・」

「私みたいな人でも、友達はできたんだぁ」




その時から、なるみの性格が歪みだした。