MAKIA no.4 (続・MAKIA no.3)

白衣がとても似合う、40代半ばの男性だった。

「すまないね。昨日はお酒三昧だったからテンションが可笑しかっただろう」

「ああ・・・」

そういうことか。


「それじゃあ、研究所へ行こうか」


僕たちは歩みだした。


ささやかな、期待をのせて――。