MAKIA no.4 (続・MAKIA no.3)

僕はその紙を電柱からはがし、書かれていた電話番号に電話した。

すると、陽気なおじさんが出た。


「君!もしかして、バイト希望の子かい!?」


声が大きくて耳がキーンとなる。


「えっと・・・そうですけど・・・」

「ありがとう!では早速だが、研究所へ来てくれないか」

「えっ!?」

「住所はわかるかね?」

「あ、いえ・・・」

「そうか、じゃあそこで待っていてくれ。ポスターの右端に、数字が書いていないかね?」

「数字・・・?」


言われた通り、確かに小さく"4"とかいてあった。