MAKIA no.4 (続・MAKIA no.3)

「おはよう、そして初めまして」

ゆっくりと私は起き上がった。
なぜか頭に激痛が走る。

「・・・ああ。まだ後遺症が残っているな。すぐに処置をしよう、待っていてくれ」

とっさに頭を押さえると、その場にいた中年の男がそう言った。

もう一度寝かされ、変な機械やゴムチューブをつけられた。
吸いつく感じが気に食わなかった。